本日は入試2日前です。
一新ゼミでは入試前日をゼロ日としています。
常々、定期テストや実力テストの度に、
テスト前日はカウントダウンに入れないように指導しています。
それは
『前日にやりたい勉強が残っているようでは、
前日までの日々の使い方がおかしい』
ということを自覚してもらうためです。
私たちは生命体なので、現代の技術では「死」から逃れることはできません。
「死」を正しく意識することが「生(せい)」を良くすると考えています。
今日をどう使うか。
一週間をどう使うか。
どんな成果を得たいか。
そのために何をするのか。
受検の効用の一つは、「生(せい)」を意識できるということでしょう。
自分の人生を始めてもらいます。
あなたは何をしたくて、学ぶのですか。
なお、本日の中三への講義内容は下記の通りでした。
化学反応と生成物の質量(内挿・外挿・当量)
電磁波とは(電波・光・電磁波・電子レンジ・X線・ガンマ線)
放射線とは(レントゲンとベクレル・放射性物質・イオン化・内部被曝・外部被曝・ガン化)
名前を付けるという行為とヒトの思考(物体・感情・概念・概念の概念)
漢文をなぜ学ぶか、現代での意味は(外来語とは)
この後、午後9時まで、求めに応じて適宜講義を行います。
一年で一番、静かな時期です。
一年で一番、生徒が賢くなる時期です。
一年で一番、生徒が大人になる時期です。
塾長はこの時期を最も愛しています。
この時期に、皆さんの勉強を手助けできる自分を、世界一幸運な人だと思います。
私立専願の生徒たちが増えています。
本当にもったいないことです。
我が子の一生を短い目線でとらえておられると思います。
通常の生徒であれば、一生のうちで、中3の今が最も人生を大きく変える時期でしょう。
私立専願ですと、その1か月半を捨てることになるのです。
親たるもの泰然と我が子を信じ力添えいただきたい。