高校入試対策

南中高度の計算が分からない人へ

投稿日:2024年2月26日 更新日:

南中高度の計算が苦手な人がいると思いますが一回理解して覚えてしまえば簡単な事です。

図のように春分、秋分のときの南中高度をまず求めます。

図に書いてあるように2本の太陽光はほぼ平行と言える(太陽は地球の約100倍大きい)ので平行線の同位角によって南中高度は90°から観測地点の北緯を引けばいい。

このように春分、秋分のときは地軸の傾き23.4°は考えなくてよい。

 

夏至、冬至のときはどうすればいいのか?

夏至、冬至のときはそれぞれ太陽に向かって地軸が前後に23.4°傾いている(南中高度が地軸の傾きの影響を受ける)。

よって観測地点北緯X°で考えてみると

夏至:90°-X°+23.4°=113.4°-X°

冬至:90°-X°-23.4°=66.6°-X°

となる。

 

まとめ

春分、秋分のときは90°から北緯を引けばよく

夏至、冬至のときは90°から北緯を引いたあとに23.4°足したり引いたりすればよい。

 

 

 

 

 

-高校入試対策
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

平成19年度石川県公立高校入試、数学第7問⑶

今回は平成19年度石川県公立高校入試、数学第7問⑶を解説します。 図2には同体積の三角柱を2つ、図4にも同体積の三角錐を2つ付け足し、点H,I,J,Kと置いた。 このとき それぞれの三角柱、三角錐の体 …

最近の投稿

サイト内検索

カテゴリー

アーカイブ