教室長

大工の言葉を2つ紹介します

投稿日:2020年11月22日 更新日:

■「段取り八分」

入り口を作ってから、入り口より大きな材料を家の中に運ぶことはできません。
(分かりやすい例え!)
段取りを間違えれば、当然、物事が思うようにいかず、余計な手間がかかります。

テストの結果も当日決まるものではありません。
テスト当日までの日々、「結果」を得るために
どれだけの時間を過ごしたかで大半が決まります。

限りある人生を、大切な人と共に歩めるかどうかは出会いの有無に依存しません。

パートナーに恵まれない人に限って、
「いい人がいない」「もっとイイ人が・・・」と言っている人が非常に多い。

これは完全な「思い込み」です。

肝心なのは一つ一つの出会いを生かすこと。

自分に魅力があるかどうか、
そして、その魅力を周囲にうまく伝えられるかにかかっています。
いずれか一方でも欠けていれば、
運良く素晴らしい人と出会ったとしても「縁」は絶対に続きません。

まさに「一期一会」ですね!
(ちなみにこの四字熟語はかの悪名高き大老・井伊直弼の言葉らしいです。)

出会いそのものが無いのではなく、
その出会いを活かすだけの魅力
もしくはそれを伝えるだけの表現力が無い。

このバイアスに気づかず、ずっと「白馬の王子様」を求め続ける人と
皆さんは人間関係を築きたいと思うでしょうか?

私の好きな哲学者の一人、デモクリトスが言うように

『身体の美は、もし知性がその根底になければ、動物的なものに過ぎず』

ということです。

学びを疎かにした人の特徴です。
成績だけが学びではありません。
成績や点数は、人間的魅力が無くても伸ばすことは可能です。

学生時代は人生の「段取り」段階です。
自分自身の能力を高め、教養を深め、魅力を増やしてください!
(ここが一番伝えたかった)

■「仕事っちゅうのは、〇〇がわかった頃に終わるもんや」

これは私の祖父の言葉です。
祖父は大工一家で育ち、生涯職人でした。

「〇〇」の中は皆さん自身で考えてください。

恐らく、それが分かる頃には仕事は終わっているはずです。

-教室長


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