今回は平成19年度石川県公立高校入試、数学第7問⑶を解説します。
図2には同体積の三角柱を2つ、図4にも同体積の三角錐を2つ付け足し、点H,I,J,Kと置いた。
このとき
それぞれの三角柱、三角錐の体積関係は
⑶で求める体積は三角柱PJT-SKW(図2の全体の直方体の半分)の体積から三角推P-JTUと三角錐S-KWVの体積を引けばいい。
三角柱PJT-SKW=4×√3×5×1/2=10√3
三角推P-JTU=三角錐S-KWV=1×√3×1/2×5×1/3=5√3/6
よって求める体積は
10√3-5√3/6×2
=25√3/3
今回のように新たな図形を付け足すことで解きやすくなる場合もあると覚えときましょう。